ニュージーランドと日本の結婚に対する考え方の違い

結婚という契約?それとも子どもを産むためにするの?

まず始めに結婚という言葉を聞いて思い浮かべるのは何でしょうか?
一般的には結婚という儀式を執り行い、彼女が妻となり彼氏が夫となり夫婦間で一種の契約を結びます。そして夫婦は子どもを産んで家族として生活する、これが当たり前のステップのように感じますよね。人によっては婚前に子どもを産むなんて・・・といったような拒否反応を示す方もいます。
ただ最近では「授かり婚」という言葉もある通り、妊娠がわかってからの結婚も少なくありませんし、個人的にはこれも結婚へ結びつく通常のステップでもあると思っています。要は子どもを育む環境をいかに良くするかという目的があり、日本では「婚姻」が養育上必要な手当てを受ける上でスムーズに事が進むためでもあります。
とにもかくにも、日本国内において「出産・育児」と「結婚」は切っても切り離せないキーワードになっているのがよくわかります。

パートナーシップ関係(Civil unions)

一方、ニュージーランドはというと、「結婚をする」事と、「出産・育児をする」ことが日本と比べてそこまで密接な関係にありません。というのも、ニュージーランドではCivil unions或いはパートナーシップ関係といって、2年間以上一緒に生活をする相手がいた場合、結婚に似た「法的に承認された関係」という意味合いになり、結婚をしたことと同義になります。
確かに私の周囲にも結婚をしていないけれど子どもがいるカップルはいるのですが、統計データにも「婚姻」と「パートナーシップ」は同義として数字に組み込まれているため、どちらの数が多いのかまではわかりません。
ただ、統計からわかることとすればニュージーランドも日本も晩婚化が進み、婚姻率は過去10年と比べても減少傾向にあります。
ちなみに2015年統計にはニュージーランドでは1,000人あたり4.3人が結婚、日本では5.1人が結婚していることになっています。

子どもが成人してからの結婚式

ニュージーランド人にはパートナーシップ関係が結婚とほぼ同義であることから、子どもが出来たからといって結婚をするわけではないことがわかりました。とはいっても結婚式に憧れる女性はいますし、何かの折に思い立ったように挙式をする人もいるようです。その何かの折というのが、自分の子どもたちが成人して独立し、手を離れたタイミングで、家族そろって結婚式を挙げることもあるようです。夫婦で大きな一仕事をやり終えたあとの締めくくりのようでとてもロマンチックですよね。